(2016/10/4追記)
現在は2017年モデルが最新です。2017年モデルのロードバイクはこちらにまとめてありますので、こちらをご覧ください。
初めてロードバイクを選ぶ方にとって、ブランド、パーツの仕様、カラー、サイズなど様々な要素があり大いに悩んでしまうと思います。... 【2017最新モデル】価格別に紹介する初心者におすすめのロードバイク18選 - FRAME : フレイム |
ロードバイクの選び方や費用などの基礎的なことについてはこちらをご覧ください。
ロードバイクの特徴はやっぱり軽さとスピード!ドロップハンドルの利点って? クロスバイクと何が違うの? 「エアロ」「ディスクブレ... 【2022年最新】初心者向けロードバイクおすすめガイド|相場・選び方・トレンドま... - FRAME : フレイム |
週末のサイクリングやロングライド、はたまた自転車通勤用としても使えるロードバイク。いろんな用途に使えますが、初めて買うときはどれを選んで良いかわからないもの。そこで、この記事ではこれからロードバイクを買う人向けに、ロードバイクの選び方と、おすすめのロードバイクを18台紹介します。モデルによっては女性でも乗れるものも多数紹介しているのでご覧ください。まずはロードバイクをフレーム素材の違いについて見ていきましょう。
フレームの素材について
ロードバイクを選択する時に知っておきたいのが、フレーム素材の違いによるメリットデメリットです。大きく分けてアルミ・クロモリ・カーボンが採用されており、それぞれの特徴は以下になります。
・比較的安価で、パワーロスの少ない「アルミ」
・しなやかな乗り心地で疲れづらい「クロモリ」
・軽さがウリで高価な価格の「カーボン」
各社のラインナップを見ていると、エントリーモデルにはアルミが多く使われ、ハイグレードモデルへはカーボンを採用したものが並ぶ印象を受けます。クロモリはクラシックなビジュアルで、好きな人も多いはず。
アルミフレームは成形が容易なことから安価に大量生産でき、これからロードバイクを始めようと考えられている方には比較的手が届きやすい価格設定です。カーボンは高価ですが乗り心地がとても良く、長時間の走行でも疲れにくいでしょう。
ただ、カーボンを選ばれる上で気をつけていただきたいのは、ぶつけたりしてへこみや傷などをつけてしまうとほぼ修復不可能だということ。この状態で乗り続けてしまうと傷が派生して広がってしまうので、一部分でも壊れたら買い換えなければなりません。初めての方はアルミフレームから乗り始め、慣れてきた頃カーボンフレームへ買い替えるという方がいいかもしれませんね。
10万円代から100万円越えまで様々な種類のモデルがありますが、比較的購入しやすい値段(10万円〜20万円台)のモデルを中心に、メーカーや素材別のカテゴリでご紹介していきたいと思います。ロードバイクの購入でお悩みの方、必見ですよ。
SPECIALIZEDのロードバイク
まずはSPECIALIZED(スペシャライズド)のロードバイクを4台紹介します。
軽快な走りでライバルに差をつける – ALLEZ SL COMP DSW
カラー:Gloss Brushed/Tarmac Black/Red/Charcoal
コンポーネント:105
赤いフロントフォークがひときわ目立つ[ALLEZ SL COMP DSW]。
それもそのはず、SPECIALIZEDが開発した独自のFACTカーボンファイバー技術が使用されており、不快な振動を吸収しながらも路面状況を知るうえで欠かせない情報のみをライダーへ伝えることが出来ます。
特許取得の最先端アルミ溶接技術「D’Alusio Smartweld Technology」により硬めに造られたフレームとの相性は抜群で、完璧なハンドリングをサポートしてくれるでしょう。軽量かつ操作性が快適。弱点の見当たらない一台です。(参考価格:150,000円)
荒れた路面でも快適に – DIVERGE ELITE DSW
カラー:Gloss Moto Orange/Gallardo Orange
コンポーネント:Tiagra
道路は必ずしも完璧に整備されているとは限りません。中には予想していなかった障害物やヒビ割れで荒れに荒れた路面もあることでしょう。
そんな中をロードバイクで走る、というのとても考えられることではありませんでした。その常識をSPECIALIZEDは覆します。
酷道でも快適な乗り心地を保障する[DIVERGE ELITE DSW]は同社が開発したD’Aluisio Smartweld Technologyで重量を落としながらも剛性をアップ。堅実な走りを約束してくれます。
ライダーの踏み込みを無駄に拡散させることなく即座に推進力へ変えてくれるその性能に、あなたはやみつきになることでしょう。(参考価格:189,000円)
長時間のライドでも疲れ知らず – ROUBAIX SL4
カラー:Gloss Blue Tint/Red/Silver
コンポーネント:Tiagra
[ROUBAIX SL4]の特徴はなんと言っても“Zertzエラストマーインサート”と呼ばれるダンパーがフレームへ内蔵されていることでしょう。
路面から伝わる強い振動を吸収してライディングをサポートしてくれるため、ロングライドの間でも疲れにくい印象を受けます。
コンポーネントも安心のTiagra。ロングライド等、長距離を思うままに進みたい方にはうってつけですね。(参考価格:205,200円)
オールラウンドに高い走行性能を発揮 – Tarmac Sport
カラー:Gloss Monster Green/Rocket Red/Tarmac Black
コンポーネント:105
[Tarmac Sport]は同社オリジナルの“FACTカーボン”をフレーム素材に使用し、メインコンポーネントは11速のSHIMANO105。
「グランツール勝利」を設計思想としているだけあって折り紙つきの走行性能。平坦路や下りでは高速でも安定し、ヒルクライムでは軽快な登りを実現します。
コーナーリングでのハンドリング性能や長距離も快適に走ることができるオールラウンドに活躍してくれるモデルです。(参考価格:216,000円)
(参考記事)
・繊細ながら力強い!スペシャライズドのおすすめのクロスバイク&ロードバイク
・総数150台超!スペシャライズドジャパン2016年モデル製品発表会にいってきました!
アルミフレームのロードバイク
通勤や通学に – CAAD 8
カラー:ブルー/ブラック
コンポーネント:TIAGRA
cannondale(キャノンデール)が送り出すエントリーロードCAAD 8は取り回しがしやすく、どなたでも使いやすいため最初の1台には最適です。
この価格帯ながら、コンポーネントはSHIMANOのSORAを採用しているため信頼性が高く、万が一の際にもメンテナンスがしやすいのが特徴。
さらにフレームは衝撃吸収性、耐久性に優れた6061と呼ばれる素材を使用しているため多少の悪路でも難なく走破してくれます。
まずはこちらでロードバイクの走りに慣れる、という選択肢も良いのかもしれませんね。(参考価格:税抜145,000円)
芸術的な美しさ – Émonda ALR 5
カラー:ブラック/ブルー/レッド
コンポーネント:105
クロモリやアルミフレームを好まれない方は多くいらっしゃいます。その理由の一つが接合部の汚さ。
全てが一体となって製造されているフルカーボンフレームとは違い、これらは別々に製作された個々の部品を溶接することで一つのフレームを造り上げます。
その際にどうしても接合部が目立ってしまうことが多いのですが、TREKの[Émonda ALR 5]はその問題を過去のものとしてくれます。
カーボンフレームの様なフレームの滑らかさはそれがアルミ素材だということを忘れさせてくれるほど。もちろん、ビジュアルだけではありません。
走りに連動してしなやか動くフレームはヒルクライムに適しており、圧倒的な爽快感が楽しめます。美しいフレームに乗り山頂で美しい景色を見る。
そんな走りを求めるのでしたら、この一台は欠かせないでしょう。(参考価格:税抜199,000円)
安価なハイモデル- ENDURACE CF 7.0
カラー:STEALTH/MEREOR GREY
コンポーネント:105
通販専門工場から直接販売する流通経路でコストを下げ、価格を抑える戦略を取っているCANYON。
とりあえず安くロードバイクを入手したいのであれば是非とも検討したいメーカーです。
そんなCANYONのENDURACE CF 7.0は流通に掛かるコストを車体へ回す事で非常にコストパフォーマンスが高い一台となっております。
信頼の105コンポーネントは少々柔らかめの車体と相性抜群で、あなたの走りを1ランク上へ引き上げてくれることでしょう。(参考価格:税抜184,000円)
快適なライディングポジション – VENTURA RACE
カラー:シルバー
コンポーネント:TIAGRA
TIAGRAのコンポーネントとカーボンフォークを搭載したJAMISのVENTURA RACE。「普段の生活では刺激が足りない」「最近運動不足で」とお悩みの方にはうってつけの一台です。
どなたでも乗りやすいライディングポジションに設計されており、ハンドリングも扱いやすいため初めてスポーツサイクルへ乗られる方でも安心。
週末ライダーとして、ホビーライダーとして、新しい生活を始めてみるのもいいかもしれません。(参考価格:税抜139,000円)
(参考記事)
・Jamis(ジェイミス)2016!展示会に行ってロードバイクを見てきたよ
バランスの良い走りを楽しむ – NEOR
カラー:White Black Red/BOB
コンポーネント:105
左右非対称の設計が特徴のPINARELLO、ONDAフォーク。その魅力あるビジュアルに惹かれた方も多いのではないでしょうか。
グネグネとしているフォークは路面からの衝撃を分散させる働きをしており、一度この車体へ乗られた方は誰しもその圧倒的な吸収性能に驚かれるはずです。
腕への疲れが少なくなるためハンドリングに集中でき、また反応の良いフレームはヒルクライムでもスプリントでもこなせる万能性能。
ロードバイクを楽しみ、レースなどに出場したいとお考えであれば、このNEORは外せませんね。(参考価格:税抜220,000円)
(参考記事)
・PINARELLO(ピナレロ)の2016注目モデル!
・イタリアの名門・ピナレロの2015年モデル!最新ロードバイク5選
・ピナレロ究極のレーシングマシン!DOGMA(ドグマ)の魅力
・常に脚光を浴びるピナレロが放つ、三代目プリンスの全貌
取り回しのしやすい車体 – Avant H40.
カラー:ブラック
コンポーネント:TIAGRA
同社HYDRO系列のフレーム構造で、軽量かつ高剛性な印象を持つAvant H40.。その設計は非常に反応がよく、敏感に答えてくれます。
コンポーネントもTIAGRAを採用しているので機動性は抜群。シティライドからミドルライドまで。あなたの行動の幅はグンと広がるはずです。(参考価格:税抜160,000円)
コストパフォーマンスの良い一台 – SCULTURA 400
カラー:アイスシルバー/マットブラック(シグナルレッド/グレー)
コンポーネント:105
流通店こそ少ないものの、安価でありながら確かな技術で定評のあるMERIDA。
そのエントリーモデルSCULTURA 400はこの価格帯ながら105コンポーネントとカーボンフォークを採用するなど、非常にコストパフォーマンスの高いモデルに仕上がっています。
ちょっとしたレースでも実力次第では上級者と渡り合える機体ですので、今度レベルアップを目指して努力を重ねていきたいのであれば、是非とも選択したい一台です。(参考価格:税抜139,900円)
(参考記事)
・コスパ最高!MERIDA(メリダ)の2016注目モデル
・MERIDA(メリダ)のおすすめクロス&ロードバイク8選
脚力に自信がなくても安心 – DEFY 1
カラー:シルバー
コンポーネント:105
「スポーツサイクルに乗ってみたいけど、脚力に自信がない…」そうお悩みの方でもスイスイペダルを回すことができるのがこのDEFY 1です。
34-50Tという通常のクランクよりも小さいコンパクトクランクを採用しているため初めての方でも安心。
また、カスタマイズ性の高さも大きな特徴で、ロードバイクに慣れた将来に向けて様々なパーツを選択することができます。
使いやすく、長持ちする一台ですので、候補へ入れてみてはいかがでしょうか。(参考価格:税抜145,000円)
女性向けモデル!身体の小さい方でも大丈夫 – AVAIL 1
カラー:ブルー
コンポーネント:105
GIANTのサブブランドLivは女性向けのロードバイクモデルを発売しています。
今まで身長が足りず、泣く泣く大きめのフレームに無理やり身体を合わせたり、そもそも購入を断念してしまった方が多いウーマンロードレーサー事情。
AVAIL 1を選択すれば、そんな暗黒期とはおさらばです。145cmから乗車可能な豊富なフレームサイズが用意されているのに加え、初めてのロードバイクでも安心なサブブレーキを標準装備。
クロスバイクやママチャリと同じ感覚でハンドルを握るときにも安心です。ケーブル類もフレーム内に収納されるので見た目がすっきりするのもGOODですね。(参考価格:税抜140,000円)
(参考記事)
・女性に嬉しい!Liv(リヴ)の2016モデル
カーボンフレームのロードバイク
技術の結晶 – Émonda SL 6
カラー:イエロー/ブラック
コンポーネント:ULTEGRA
TREKが自信を持って送り出したÉmonda SL 6はOCLV500というカーボンシリーズをフレームへ使用しています。
こちらは高剛性かつ軽量で、十分な耐久性があるのが特徴。踏み込みの力を逃さずにスムーズな走りを実現しています。また、TREKの標準となったduotrapにももちろん対応。
あなたの走りを記録し、スマートフォン等と連動することによっていつでもどこでも活用する事が可能となります。(参考価格:税抜380,000円)
(参考記事)
・確かな性能!TREK(トレック)の2016注目モデル
・TREK(トレック)のロードバイク・クロスバイクを10台紹介します!
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ディスクブレーキを搭載したロードバイク – DEFY ADVANCED PRO 2
カラー:ブルー
コンポーネント:ULTEGRA
通常ロードバイクに搭載されているブレーキはゴムのパッドでホイールを抑えて止めるカンチブレーキですが、このモデルはより制動性の高いディスクブレーキを搭載しています。
ディスクブレーキはカンチブレーキよりも少ない力で強い制動力を得ることができ、またブレーキングも一定の力加減で行いやすいためコーナリングなどで役立ってくれるでしょう。欠点としてはカンチブレーキよりも構造が複雑なため知識がないとメンテナンスしづらい、若干の重量増加が否めないといった点が挙げられますが、これを踏まえても快適なブレーキングメリットの方が大きいため候補へ入れる余地はあります。
車体本体に関しても乗り手を選ない取り回しの良さが特徴なので、初めてのロードバイクにしてバイクと共に成長したいという方へぴったりですね。(参考価格:税抜320,000円)
エアロフレームのロードバイク
夢のエアロフレームをこの価格で – FCR LTD
カラー:ブルーブラック
コンポーネント:105
空気抵抗を最小まで抑えたエアロフレームを手に入れることは、多くのロードレーサーが望む夢の一つです。しかし問題は非常に高価なこと。
40~50万は当たり前、中には120万円以上のものも存在します。そんなエアロ業界に現れたFCR LTDは多くの人々を驚かせました。この価格ながらエアロの基礎はきっちりと揃えてきています。
硬めで重量もそこあるためロングライドには向きませんが、スプリントや平地での巡航性能はピカイチで、ライバルたちを引き離すのもあっという間でしょう。(参考価格:税抜165,000円)
(参考記事)
・GIANT(ジャイアント)の2016注目モデル!
上位グレード譲りの空力抵抗 – REACTO 400
カラー:マットMET.ブラック(ランプレT-レプリカ)/マットブラック(レッド/グレー)
コンポーネント:105
MERIDAが持つ自社チーム、ランプレのチームカラーを模したエアロモデルです。特徴的なのは加速性能の高さ。少し踏み込んだだけで低速から一気にトップスピードまで体を運んでくれるのは、計算されたエアロ形状のおかげ。
素材はアルミですが、まるでカーボン素材の様な柔らかさがあるためロングライドにも適しているでしょう。(参考価格:税抜159,900円)
ロードバイクを選ぶにあたって
初めの一台は恐らく悩まれることと思います。「失敗したらどうしよう」「そもそも乗りこなせるのかな」。ですが大丈夫です。大切なのは、自分が一番気に入ったものを選ぶこと。「カラーリングが気に入らないけど評判が良いから…」なんてのはもってのほか。
さほど好きでもないロードバイクに乗り続けても楽しくないですよね。よく吟味して自分が一番気に入ったものを選んでくださいね。
以下、参考記事をご紹介します。
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