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今こそ自転車通勤してみませんか?会社への申請方法も教えます

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春は自転車オンシーズン!一番気持ち良い季節

春が来ました! 満開の桜並木をペダルも軽く走り抜ければ、誰もが納得する心地良さ。いよいよ自転車オンシーズンの始まりです。

 

気持ちが自然と明るくなる春。ロードバイクも、クロスバイクも、シティサイクルだって、春のペダリングは軽やか。

この心地良さを仕事前にも感じてみませんか。そう、自転車で通勤してみませんか? というお誘いです。

自転車通勤の3つのメリット&通勤距離をチェック

自転車通勤のメリットは思いのほか沢山あります。ここではまず大きく3つ、自転車通勤をオススメする理由を紹介しておきましょう。

 

  1. 通勤タイム=ジム通いに!
    通勤がそのまま運動に置き換わるので、時間を有効活用できます。運動不足解消に帰宅後ジョギングする必要はありません。
  2. 仕事効率UP!
    頭が冴えた状態で会社に着きますから、仕事の効率も上がります。
  3. 満員電車に乗らなくてすむ
    乗車率200%の満員電車。人混みを縫って歩く駅構内。毎日のそんなストレスから解放されますよ。

 

3.の満員電車からの解放だけでも、自転車通勤をする意味は大きいのではないでしょうか。最近の研究では、リズミカルにペダルを漕ぐとセロトニンという脳内物質が分泌されて精神を安定させる効果があることも分かってきました。

 

では実際に自転車通勤を想定して、距離を試算してみましょう。NAVITIME等の自転車ルート検索で自宅と会社の住所を入れると距離が出てきます。片道15km以内なら1時間圏内なので充分自転車で通えますよ

 

仕事が終わって、自転車で帰宅。オンオフの切り替えがスムーズなのも自転車通勤のメリット。

どんな自転車を準備すれば良いの?

自転車通勤のために用意する自転車は何でもいいです。「自転車で通勤」するのですから自転車が無いと話は始まりませんが、ママチャリで会社まで行けないのか? と聞かれたら行けますから。ただし「整備されている自転車」という条件が付きます。

ラクに、爽快に走り抜けるならやっぱりスポーツバイク

とは言え楽に行きたいなら話は別です。ママチャリは重いし、乗車姿勢が長距離向きではありません。直接会社まで通勤するなら少なくともギア(変速機)の付いたクロスバイクやロードバイクなどスポーツバイクをオススメします。

 

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最近ではe-BIKEのバリエーションが増えましたから、予算が許せば電動アシスト付きスポーツバイクも選択肢に入ってきます。

 

スピーディな走行感はシティサイクルよりはるかに爽快!通勤だけでなく週末の趣味の世界も広がるかも?

長く続けて欲しいから乗ると気分の上がる色の自転車を選んでください。非電動車ならば軽い方(高い方)が楽で耐久性も高いです。

自転車本体の値段は5万円〜が目安。最初から何十万円もする高い自転車を買わないようにしましょう。まだ好みが定まっていない上に、ステップアップする楽しみも無くなります。

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アクセサリー類で個性を発揮

シティサイクルと違って、スポーツ自転車のほとんどは最初からペダルやライト、スタンドは装備されてませんので要注意。お店の方と相談して自転車をカスタマイズして買ってください。

自転車が用意できたら、ヘルメットやサングラスなどのアクセサリー類を揃えましょう。アクセサリー類は個性を出すのに便利。どんどん気分の上がる一台へと進化させたいですね。通勤ライドに必要な物から順番に買ってください。

必要性の高い物から紹介すると、

ここまではマストアイテムです。ヘルメットはデザイン優先で気に入った物があれば安くても構いませんが、あご紐があるタイプを必ず選んでください。それぞれピンキリですが、アクセサリー類で2万円〜かかります。

 

次に、あると便利な物です。

上記の品々は必要と思った順番で買っていけば間に合います。ただしドリンクホルダーは無いと止まるたびにリュックを開けて飲み物を取り出す必要があるのでマストに近いです。必ずしも自転車専用品でなくて構いません。

通勤ライドは朝と晩に走りますので、サングラスは夜、透明になる調光グラスがオススメですが、高いと思うなら薄い色(UVカットの物)を選んでください。
裾留めバンド等は百均で十分です。

準備完了…でも少し待って

自転車もバッグもヘルメットもOK!残るは…?

自転車本体とアクセサリーが揃って自転車通勤を開始する前に、やっておくべきことが幾つかあります。

  • 会社(上司)に自転車通勤することを伝えておきましょう
    → 就業規則で自転車通勤が禁止されている場合は後述する手続きを取って、社内制度を作ってもらう必要があります。勝手に始めてはいけません。ここをクリアすれば比較的ハードルは低めです。会社に黙って自転車通勤し、バレて通勤交通費全額返納のみならず懲戒解雇されることもあります(実際にありました)。
  • 駐輪場を確保しましょう
    → 安心して止めておける駐輪場を確保することが、とても大切です。社員専用駐輪場があればベストですが、無い場合は会社付近の月極駐輪場を契約するか、毎日必ず空きのある駐輪場を見つけて使う日だけ料金を払って利用しても構いません。くれぐれも会社付近のガードレールにワイヤー錠等でロックするのは避けましょう。自転車を預けられるロッカーや自転車通勤ステーションもありますので調べてみてください
    ▶「セキュリティの高い駐輪場を選ぼう 都内のロードバイク乗り向け駐輪場
  • 自転車保険に加入しましょう
    賠償責任保険が含まれる自転車保険に必ず加入しておきましょう。自動車任意保険やクレジットカードに付帯される保険で自転車の事故が補償される場合もありますので加入している保険のある方は契約内容を確認してください。ただし示談交渉代行サービスが付いてない保険だった場合は、改めてサービスが付いた自転車保険に加入しましょう。中には示談交渉代行サービスが付いていない自転車保険もありますから要注意です。パンク時のチューブ交換等が不安な方はロードサービス付きもあります。
    自転車保険に入っておくべき3つの理由
    自転車保険を各社比較して選ぼう
  • 一度会社まで行ってみましょう
    手続きが済んでも途中で道に迷ってしまっては困りますから、休日に一度リハーサルで会社まで行ってみます。慣れてきたら、更に早く到着するルートを探すのも楽しいですよ。労災上は会社、または自宅に向かっていることが分かれば、毎日同じルートを走らなくても構いません。途中、商店街があれば通ってみることをオススメします(ただし歩行者に注意して)。また川や池、海などの水辺が通勤ルート上にある方は積極的に取り入れてみては。癒されます。
    最短ルートがベストルートとは限りません。朝少し早く出て気になるルートを探検してみてください
  • 行きつけの自転車店を見つけましょう
    会社付近か自宅付近または通勤ルート上で自転車専門店を探してください。始めた当初は何度も通う可能性があるので愛想よく対応してくれるお店を見つけましょう。

自転車通勤NG?会社へ申請してみませんか?

政府が冊子(※)まで作って自転車通勤を推奨する時代が到来しました。自転車通勤禁止の会社にいる方はこれを使って相談してください。会社に申請すべき書式も入っています。自転車の通勤交通費は国税庁が距離に応じた非課税枠を設定しています。この金額以下に設定すれば会社も懐が痛まずに済みますので交渉してみてください。

※冊子:自転車通勤導入に関する手引き(WEBからダウンロード可能)
http://www.mlit.go.jp/common/001292044.pdf

 

晴れて自転車通勤が認められたら、事故を起こさないよう交通ルールを守って、四季の移ろいを肌で感じながら楽しんで続けてほしいと思います。

 

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